生物用語集

植物関連

  • 越年草(エツネンソウ)
    二年草のことをいう場合もある。北半球の温帯域に生育する草本植物で,秋に発芽し,冬を越して春になって開花結実枯死する冬緑一年草のこと。
  • 多年草(タネンソウ)
    個体として複数年にわたって生存する植物のことである。
  • 宿根草(シュッコンソウ)
    多年生の草本のうち、生育に適さない時期には地上部が枯れてしまうが、それをすぎると発芽して再び生育を始めるものをいう。
  • 帰化植物
    侵略性が高く、我が国の生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす又はそのおそれがあるものを生態的特性及び我が国に導入される社会的状況も踏まえて選定した外来種のリストです。
  • 地下茎(ちかけい)
    地中に埋もれる性質を持つ茎のこと。基本構造は、地上茎と同じである。

鳥類関連

  • 留鳥(リュウチョウ)
    日本国内に同じ地域に一年中生息し、繁殖をする。基本的には、夏鳥や冬鳥、漂鳥のように季節的な移動をしない鳥。
  • 冬鳥(フユドリ)
    越冬するために、秋から冬にかけて日本に渡来し、春に日本を離れ、繁殖地に移動する渡り鳥。日本より北方で繁殖する。
  • 夏鳥(なつどり)
    春から夏にかけて日本に渡来し、秋に日本を離れ越冬地に移動する渡り鳥のこと。ひなを育てて秋に再び温暖な越冬地に渡る。
  • 漂鳥(ヒョウチョウ)
    暑さ、寒さを避けるため、夏は山地、冬は平地、と言うように繁殖地と越冬地を区別して日本国内を季節移動する鳥のこと。冬はより暖かい地域に移動し越冬する。
  • 旅鳥(タビドリ)
    渡り鳥で、繁殖地と越冬地の間を往復する途中、ある地域に姿を見せて一時期生活するが、繁殖も越冬もしない鳥のこと。

昆虫関連

その他

  • 生態系被害防止外来種リスト
    侵略性が高く、我が国の生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす又はそのおそれがあるものを生態的特性及び我が国に導入される社会的状況も踏まえて選定した外来種のリストです。